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道交法違反で取り締まられることについて

こないだ道路交通法違反で巡査に取り締まられたときには、3車線ある道路へ左折をする際に、クラウンを白黒に塗ったパトロールカーが、中央の車線をこっちにくるのが見えた。僕はそのパトカーの来る中央の車線に入りたかったのだけれど、パトカーとの距離感が非常に微妙で、そのまま入ると「ちょっとお前ギリギリやんけ」というようなタイミングだった。

しかも、そのタイミングのまずさに気が付いたのがアクセルを踏んだ後で、そこで瞬間的に僕のとった行動というのが、一番手前の車線に入るという実に中途半端なものだった。

しかしこの車線にいたのでは、次の信号で、直進したいのに、左折せざるをえなくなる。仕方がないので、パトカーが僕の車を追い抜くのを待って、中央の車線に移動することにした。しかし、前の信号が赤に変わり、パトカーがトロトロ走って、なかなか車線を移ることができなかった。

なんとか無事に車線変更を終え、信号待ちのために停車するやいなや、前に止ったパトカーから年配の巡査が降り立った。どうしたのかしらと見ていると、こちらに近づいてきて僕に話がしたい風だ。車の窓を開けて「どうしました?」と訪ねると、黄色のセンターラインが見えなかったのかと言う。

確かに、僕が車線変更をした所はセンターラインが黄色で、それは車線変更禁止を意味することになっている。事態を把握した僕は、「あ、なるほど。すみません」と素直に謝った。

得に危険な車線変更をしたわけでもなかったので、「それじゃ気をつけてね」とあっさり見のがしてくれるんじゃないかと思いきや、少し先に行ったところで停車するから必ず付いてきなさいと、厳しい口調で命令された。

交差点を越えたところでパトカーに続いて車を止め、うながされるまでもなく自ら颯爽とパトカーに乗り込むと、やはり反則をとると言われた。世の中そんなに甘くないらしい。

パトカーを運転する若い巡査が、「何で黄色のセンターラインで車線変更したんですか?」と聞くので、「んー」と唸って、何でだろうかとしばし考え込んだ。すると年配の巡査が、「彼女を横に乗せて他のこと考えながら運転してて、注意力が散漫になってたんだろう。そうだよな」と決めつけにかかった。

「車線変更をした理由は“したかったから”としか言いようがないんですけど、まさかこんなことで反則とられるとは思いませんでした」、などと下手に正直なところを言ってしまい、話が長引くのも面倒だったので、「んーまぁそんなところですかね」と答えておいた。さらに年配の巡査が曰くは、「パトカーの真後ろでしたらいかんわなぁ」ということらしい。「えぇ、すみません。気をつけます」としか言いようがない。


グダグダと何が言いたかったかというと、こういった瞬間的な判断の動機を語るのは非常に難しいということ。僕がその日、風邪をひいていたことも遠因としてある。パトカーを見て萎縮してしまい、本当に入りたかった車線に入れなかったと言えば、パトカーという存在のせいでもある。僕が妻を隣に乗せていたことは、自分では全く関係があるとは思えないが、そういうこともあるかもしれない。

それにしても、勝手に動機をねつ造されるのは不本意であったし、同時に、人はこうやって犯罪の物語を作り上げるんだと感心した。取り調べによって究明される動機も、おおよそこういった類のものなのだろう。誰かがどこかで言っていたが、異邦人の主人公は、あまりに暑くて、気が付いたら人を殺しているのだ。暑い“から”殺したのではない。


ことほど左様に、今回の違反に関しては、悪いことをしたとは全く思っていない。僕の考え方として、車を運転する以上、時として道交法違反で捕まるのは仕方がない。そして違反したことの責任をとり、必要経費の一部だと思って反則金を国庫に納める。税理士に「反則金は経費で落とせませんかね」と聞いたところ、「無理です」と即答されたとしてもだ。

そういう認識を持って、颯爽とパトカーに乗り込み、文句の一つも言わずに罪を認め、違反の動機まで言われるがままに追認。そして「印鑑お持ちですか?」と問われれば、「いえ、こっちで」と右手の人差し指をリズミカルに揺らしながら差し出すスマートさ。

パトカーを降りるときには、「ご苦労様でした。お手間とらせました」と、ひと言巡査をねぎらうと、「すみません。こちらこそお時間とらせました。気をつけて行って下さい」という返答をもらうことができる。これは3件ほどで実証済だ。

巡査は取り締まるのが仕事で、取り締まられるのは巡査の存在価値を明かすものだ。お互いビジネスでしているわけだから、これくらいのスマートさは欲しい。
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  • こんにちは。妻と惣吉(2007.6.26生)、志埜(2010.10.29生)と共に慎ましく暮らしております。

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