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3-3 オルタヒサル

前回はカイマクルの地下都市、都市というか、地下街を見た。

----------*

カイマクルからバスに乗りネヴェシェヒルに戻る。戻りはオトビュス(いわゆるバス)ではなく、乗り合いバスのに乗った。値段は同じ、1.25YTLだ。乗り合いバスの隣に乗り合わせたおっさんが話しかけてきて、妻の持つ『旅の指さし会話帳〈18〉トルコ』(磯部加代子著、情報センター出版局、2001)を駆使して、新婚旅行で日本から来た等、いくつかの情報を交換しあった。いいおっさんだった。

バスをネヴェシェヒルのオトガルで降り、キョロキョロしていると行き先版に“ORTAHISAR”と書いた小さな青いボロいバスがあった。近くの兄ちゃんにバスの出る時間を聞くと、30分後に出るというので、乗り込んで待っていた。しばらくすると、さっきの兄ちゃんがまた寄ってきてきて、ギョレメ行きのバスに乗って途中で降りればいいと教えてくれた。ギョレメ行きのバスは新しく大きく、バスの添乗員っぽい少年が親切で、オルタヒサルの町の入り口でちゃんと降ろしてくれた。運賃は1人1.25YTL。

われわれが降ろされた場所は、本当に町の入り口で、町の中心までは2~3kmあった。そこは土地が高いらしくなかなかの景色だった。スタスタと歩いているうちに、学校らしき施設の横を通りがかった。すると、校庭にいた数人の生徒が学校を囲うフェンスまで駆け寄ってきてワイワイ言い出した。ジャポンヤだなどと言っていると、女の子2人が学校から飛び出してきて、「ボンボン!ボンボン!」と言う。ボンボンのなんたるかを例の指さし会話帳で調べてみると“砂糖”と書いてあった。じきにあめ玉のことだと理解し、僕が常備していた妻も食わないまずいのど飴をやった。すると、礼のような事を言って、弾けるように学校の中の友達の所に戻っていった。とにかく元気がいい。

町には、坂を下りながら入っていくようになっていた。要するに町が斜面にあるのだ。サカの途中でPTT(郵便局)を発見し、葉書を出したかったので、ここぞとばかりに入った。金を払うとカウンターのおっさんが切手を出してくれて、それを自分で貼るような格好になるのだが、郵便局の中にいた他のおっさんが親切で、われわれから葉書と切手を奪い、ベロッとねぶって切手を貼ってくれた。礼を言っておいた。

PTTを出てもう少し降りていくと、ロータリーに出た。先ほどからチラチラ見えていたオルタヒサルの城が一望できる。城の頂上にはトルコの国旗がはためいていた。一応、観光スポットになっているはずなのだが、シーズンオフのせいだろうか、観光客らしき人影を全く認めることができない。通りの店の中ではおっさんたちが集まって麻雀のようなことをしていた。みんな暇そうだ。

《ロータリーから城を望む》
24.jpg


城に近づいて行くと、本当にこんなところなのかよという路地を指して、“castle”と看板が掲げられていた。その路地を入っていくと、閉まった店があり、その横を抜けると城の袂に着いた。入り口は閉まっている様子だったが、閉めているというよりも、ほったらかしているという感じで、人気がない。多くの人が越えた形跡のあるところを越えて、城に入っていって見ると、ハシゴなどが付いて登れるようになっていたので、行けるところまで行ってみることにした。日本では、こんな危なっかしい所をこんなに野放しの状態にしておくということはあり得ないだろう。子供が危ない危ないと、保護者や保護者感情が許さないだろう。

途中、ビルの3階くらいの高さの柵も何もないところを通るときには、強風が吹いたり足を滑らしたりしたらおしまいだと、少し恐怖感を覚えた。そして、僕の使命は妻を無事に日本に連れて帰ることだと思い、妻に「大丈夫?もう戻ろうか」と問うてみたが、「大丈夫に決まってるやん」と言われた。素直に従うことにした。

《城の上から町を望む》
23.jpg


これ以上登りようがないというところまで登ると、オルタヒサルの町と、周辺の大地を一望することができた。城の近くの町並みは古く、まだ洞窟が普通に使われてる感じだったが、少し周辺になると、新しい集合住宅が建ち並んでいた。城のすぐ下の家の窓から子供が顔を出して、われわれのことを見てはキャッキャ言っていたので、手を振っておいた。さっきの学校の子供といい、あまり外国人慣れしてないみたいだ。

そこから見えるものをひとしきり眺め終え、慎重に城を降りた。腹が減ったので何か食いたかったが、これと言って入りたくなるような店もなかったので、次の町に行ってから食べることにして、先ほどのロータリーに行った。止まっている小さいバスの行き先版を見ると、“URGUP”(ユルギュップ)と書いてある。願ったり叶ったりとだと乗り込み、いつ出るのかしらと大人しく待っていると、その辺でウロウロしていたおっさんが急に運転席に乗り込んできて、バスを操りはじめた。

バスは先ほど城から眺めたオルタヒサルの町を一周し、一周する間に10数人を乗せた。そして来るときに降ろされた場所を通ってユルギュップに向かった。30分くらいかかっただろうか。運賃は0.7YTL(≒56円)。

----------*

次回はユルギュップで昼飯を食って、僕のほろ酔いから800円を喝上げされることになる。良くも悪い思い出だ。
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  • こんにちは。妻と惣吉(2007.6.26生)、志埜(2010.10.29生)と共に慎ましく暮らしております。

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